日本大学のエースに成長した石川颯真(そうま)さん、高校時代は5000mの当時の高校記録を出し世代最速でした、大学では伸び悩みましたが副主将を経験することで人間的にも成長して、遂には殻を破り日大のエースになりました。
そんな石川颯真(そうま)さんの出身小学校から中学・高校まで、さらに性格と大学卒業後に進む実業団カネボウについて調べてみました。
プロフィール(経歴)
石川 颯真(いしかわ そうま)
生年月日 1994年12月05日(28歳)
出身地 埼玉県加須市
身長 176cm
体重 59kg
血液型 A型自己ベスト
5000m 13分53秒86 (2016)
10000m 28分43秒11 (2016)
ハーフ 1時間02分20 (2016)
石川さんの下の名前は、颯真(そうま)と読みます。
生活でも友達からの下の名前の颯真(そうま)と呼ばれているそうで、応援でも颯真(そうま)とがんばれと言ってくれれば嬉しいとのことです。
調べていたら、群馬の高校野球の記事に石川颯真という同じ漢字の名前の方(読みはわかりません)を見つけて驚きました、すごい近くに同じ漢字の名前の方がいるなんてすごい偶然です。
趣味は吹奏楽の鑑賞と絵画で、中学時代は合唱祭でタクトを振ったこともあるそうです。2015年の箱根駅伝ガイドブックの趣味特技欄にはピアノの旋律やオーケストラを聴くとあります。
家族は両親と妹2人と弟の6人家族。
出身小中高は?
石川さんの出身小学校は加須市立原道小学校、中学は加須市立大利根中学校です。
高校は栃木県にある佐野日本大学高等学校に進みました、佐野日大といえばサッカー・野球・駅伝などのスポーツが強い印象があります。
進学面では日本大学に進む生徒が多く、日本大学合格率は付属高校中トップで現役合格率は平均して9割を超えているそうです。
石川さん佐野日大時代は、世代最速ランナーとして佐野日大の絶対的なエースとして君臨していました。
1年生の2011年2年生の2012年に全国高校駅伝に出場、3年の時に5000mで当時の高校記録13分53秒95を出しています。
全国高校駅伝
2010年全国高校駅伝 4区23位 24:52 佐野日大22位
2011年全国高校駅伝 1区06位 30:05 佐野日大13位全国男子駅伝
2012年都道府県対抗駅伝 佐野日大 4区07位 14:40 栃木04位
2013年都道府県対抗駅伝 佐野日大 1区02位 19:58 栃木13位
大学は日本大学
大学は日本大学文理学部体育学科に進学。
1年生時から即戦力を期待されましたが、全日本大学駅伝や箱根駅伝に出ますが結果が出ずに伸び悩みます。
肉体改造に取り組み、チームメイトのケニア人留学生パトリック・マテンゲ・ワンブィの前傾姿勢を研究し、前傾姿勢を意識したフォームを作り上げたりして、徐々に結果を出していきます。
2016年9月日本インカレ5000mで、チーメイトのワンブィさんに次ぐ2位に入り、高校の時に出した自己ベストを0.9更新、
2016年10月の第93回箱根駅伝予選会では個人7位日本人2位に入り、日本大学の箱根駅伝本戦への出場に大きく貢献し、日本大学のエースに成長しました。
2017年箱根駅伝では1区を走り一時は先頭集団に加わり集団を引っ張っていたのですが、遅れてしまい区間16位でした。
全日本大学駅伝
2013年第45回大会 3区11位 28:23 日大09位
2015年全日本駅伝予選会 3組02位 29:39
2015年第47回大会 4区06位 41:13 日大10位
2016年全日本駅伝予選会 4組12位 29:39
2016年第48回大会 1区04位 43:58 日大12位箱根駅伝
2014年第90回大会 4区12位 0:56:27 日大07位
2015年第91回大会 2区19位 1:11:28 日大13位
第92回箱根駅伝予選会 19位 1:00:13 日大01位
2016年第92回大会 2区09位 1:09:22 日大11位
第93回箱根駅伝予選会 07位 0:59:38 日大10位
2017年第93回大会 1区16位 1:04:51 日大19位全国男子駅伝
2017年都道府県対抗駅伝 駒澤大学 3区20位 24:53 栃木16位
性格を調べた!
昔の石川さん周囲が扱いに手を焼く自己主張が強い性格でした、たびたびチームを険悪な雰囲気にしたり、主将の荻野真乃介さんや当時コーチだった武者由幸さんと衝突することがしばしばあったそうです。
そんな石川さんに成長を促すために、3年生の時に副主将を任され、下級生からの相談も引き受けるようになり自覚が生まれたそうです。そして4年生からは駅伝主将になっています。
今年の春に母校佐野日大で教育実習した際に、陸上部の後輩たちが試合に出れない選手も一緒に目的に向かっていく姿に刺激を受けたそうです。
一方日本大学では全日本大学駅伝の選考会直前にもかかわらず、メンバー入り出来なかった選手が外出して夜遅く帰ってくることに、石川さんは「これではダメだ」と危機感を感じたそうです、一体感がない。
その後は主将として9月のインカレ5000mで自己ベストを更新する走りや、10月の箱根駅伝予選会で個人7位日本人2位の走りを見せてチームを引っ張っていきました。
地位は人をつくるという諺や地位が人をつくるという言葉がありますが、石川さんはまさにそれらがあてはまりますね。
進路は日本大学からカネボウ!
石川さんの日本大学卒業の進路は、長距離陸上競技の名門カネボウ化粧品の実業団陸上競技部(カネボウ陸上競技部)に進むことが決まっています。
カネボウ陸上競技部の監督は、マラソン日本男子最高記録を保持者の高岡寿成さん、日本大学で大活躍した先輩のダニエル・ムイバ・キトニーさんも所属しています。
早稲田大学のエース平和真(たいらかずま)さんのカネボウへの加入が決まっていて、来年からはチームメイトになる予定です。
ニューイヤー駅伝
2017年予選会(東日本) 5区11位 0:23:52 カネボウ08位
2018年ニューイヤー駅伝 6区15位 0:37:16 カネボウ18位
まとめ
趣味は吹奏楽の鑑賞と絵画、家族は両親と妹2人と弟の6人家族。
出身小学校は加須市立原道小学校、中学は加須市立大利根中学校
高校は栃木県にある佐野日本大学高等学校
高3で5000m当時の高校記録13分53秒95を出した
大学は日本大学文理学部体育学科に進学
第93回箱根駅伝予選会、個人7位日本人2位
性格は自己主張が強い性格だったが、副主将を経験し人間的に成長
大学卒業後の進路はカネボウ
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