今回ご紹介するのは、東海大学の誇る三銃士の1人塩澤稀夕さんです。
塩澤さんの同期には名取燎太さん、西田壮志さんというライバルがいて、これまでもお互い刺激しあって高めあって来ました。
三銃士って私が勝手につけました多分そんな風には呼ばれていないと思います。
3人の呼び名としてはBIG3とか三羽烏とか三本柱とかトリオとか三人衆とかありますが、その中でカッコいいかなと思って三銃士と呼んでみました、ごめんなさい。
ちなみに塩澤さんの下の名前は、稀夕(きせき)と読みます。初めてこの名前を見て、1回目に読める方はほとんどいないと思われます。私も読めませんでした……1度見たら忘れない名前ですよね。どういう意味があるのかご両親に聞いてみたいところです。
もしかしたら箱根を走ったら、資料読みに定評のある日テレのアナウンサーが触れてくれるかもしれないですね。
塩澤稀夕(しおざわきせき)さんの出身小学校・中学に伊賀白鳳高校と性格・趣味などを調べ、東海大学卒業後の進路を予想してみました。
プロフィール(経歴)
塩澤 稀夕(しおざわ きせき)
生年月日 1998年12月17日(24歳)
出身地 三重桑名市
身長 179cm
体重 59kg
血液型 O自己ベスト
5000m 13分57秒03
10000m 28分16秒17
ハーフ 1時間14分39秒
出身小学校と中学は?
出身小学校は、桑名市立大和小学校です。
三重県には 「美し国三重市町対抗駅伝」 という、42.195kmを小学生から一般で10区間を三重県全29市町が競う駅伝大会があり、塩澤さんは桑名市の代表として小学生の頃から参加しています。
箱根本には塩澤さんが陸上を始めたきっかけは、友だちに誘われたからとありました。
友だちに誘われて部活入ったりスポーツ始めたりっするのって、何かをはじめることの王道の1つですよね。
出身中学は、桑名市立成徳中学校。
調べましたが全日本中学駅伝には出場していません。
中学3年の時に全国男子駅伝(都道府県対抗駅伝)に出走し、2区を区間2位と快走しています。
全国男子駅伝(都道府県対抗駅伝)
2014年 成徳中学 2区02位 08:38 三重07位
高校は伊賀白鳳!
三重県立伊賀白鳳(いがはくほう)高等学校出身です。
伊賀白鳳高校は全国高校駅伝の出場常連校。白鳳高校陸上部OBには、記憶に新しい東京オリンピックマラソン代表を決める大会MGCで優勝した中村匠吾さん(富士通)や、西山雄介さん(トヨタ自動車)などがいます。
その駅伝強豪校で塩澤さんは1年生からレギュラーで三年連続全国高校駅伝で都大路を走っています。
全国男子駅伝(都道府県対抗駅伝)も三年連続出走しています。
伊賀白鳳高校には寮はがないので、桑名の実家から伊賀白鳳高校まで通っていたと思うのですが、桑名から伊賀市まで直線距離で50kmくらいありますので、通学にかなり時間かかったでしょうね。
全国高校駅伝
2014年 2区12位 08:29 伊賀白鳳10位
2015年 1区08位 29:39 伊賀白鳳28位
2016年 1区02位 29:27 伊賀白鳳05位全国男子駅伝(都道府県対抗駅伝)
2015年 伊賀白鳳 4区07位 14:31 三重15位
2016年 伊賀白鳳 1区04位 20:11 三重26位
2017年 伊賀白鳳 1区01位 20:14 三重14位 区間賞
東海大学へ進学!
東海大学体育学部競技スポーツ科へ進んでいます。
同級生には全国高校駅伝で区間賞争いをした、名取燎太さん、西田壮志さんがいます。全国高校駅伝1区上位3人が同じ大学に入るなんて凄いですよね。
2016年全国高校駅伝1区
1 29:22 名取燎太 佐久長聖3年 東海大
2 29:27 塩澤稀夕 伊賀白鳳3年 東海大
3 29:28 西田壮志 九州学院3年 東海大
3人で驚いてはいけません、前年の2016年には全日本大学駅伝1区の上位6人中5人が入学しているんです。この人たちが黄金世代と呼ばれています。
2015年全国高校駅伝1区
1 29:08 關颯人 佐久長聖3年 東海大
2 29:09 羽生拓矢 八千代松陰3年 東海大
3 29:16 中島大就 世羅3年 明治大
4 29:30 鬼塚翔太 大牟田3年 東海大
5 29:33 阪口竜平 洛南3年 東海大
5 29:33 館澤亨次 埼玉栄3年 東海大
7 29:34 高砂大地 関大北陽3年 中央学院大
8 29:39 塩澤稀夕 伊賀白鳳2年 東海大
9 29:42 西田壮志 九州学院2年 東海大
実は黄金世代の人たちと、高2の塩澤さん戦っていたのです。
東海大を選んだ理由は?
東海大学陸上競技部の特徴である学年関係なく言い合える雰囲気と、寮に入るなら楽しいところがいいと思っていたそうで、それが東海大学に来る決め手の一つになったそうです。
実際楽しく生活できていて、練習以外はリラックスできているとのこと。
高校時代に寮生活を経験していない人が、大学で寮に入ると、寮生活に慣れるまでに苦労するそうですが、塩澤さんそういう苦労はなかったみたいです。
伊賀白鳳高校は寮がなく、全員が自宅から通っているので朝練もなく練習量が多くないから、大学の練習量と環境に慣れるのにも時間がかかると、駒澤の大八木監督が数年前に雑誌で話しをしていました。
2017全日本大学駅伝
1年目から2017年11月の全日本大学駅伝に出走、2区を区間5位と好走しています。
2017全日本大学駅伝で塩澤さんが走る姿を見て黄金世代の凄いのが大勢いるのに1年から走るなんてスゴイやつが出てきたなと思ったものです。
全日本大学駅伝出走以降、塩澤さんは故障に悩まされることなってしまいます。
フォアフットで復活!
2019~20年シリーズ好調なのは、足の接地とフォームを替えたことにより怪我をしにくくなったからだそうです。
改良前は、つま先から接地してつま先を蹴って出るフォーム。
改良後は、フォアフット(前足部)で接地してつま先で蹴る
つま先で接地していたのを前足部で接地するようにしたら、しっかり重心移動ができるようになり、ブレーキがかからない走りになったそうです。
このつま先接地と前足部接地は、ほんの数センチ程度の違いだと思いますが、その数センチが物凄い違いになるのですね。
2020年箱根駅伝
初の箱根駅伝ではエース区間の2区を走りました。2週間前にエース区間での起用を伝えられたとのことです。
トップと10秒差の4位でタスキを受けた塩澤さん、序盤から先頭集団を形成し最後はトップの青山学院大と2秒差の3位で中継しています。
大学駅伝の成績
出雲駅伝
2019年出雲駅伝 3区06位 24:09 東海04位全日本大学駅伝
2017年第49回大会 2区05位 38:44 東海02位
2019年第51回大会 3区03位 33:57 東海01位箱根駅伝
2020年第96回 2区07位 1:07:13 東海02位全国男子駅伝(都道府県対抗駅伝)
2019年 東海大 3区47位 26:18 三重35位
2020年 東海大 7区08位 37:38 三重08位
性格や趣味は?
性格は明るく、うるさいタイプ。人見知りが激しく、人前に出ると緊張で顔が赤くなってしまうそうです。
趣味は、特にない。
サッカーが好きで、陸上をやっていなかったらサッカーをヤリたかった。今でもよく見るし、できるようになりたいと思っているそうです。
進路を予想してみた!
大きなお世話だと思いますが、塩澤さんの大学卒業後の進路を予想してみました。
伊賀白鳳の先輩方の進路はこんな感じです。
伊賀白鳳の先輩の進路
中村匠吾 駒澤→富士通
西山凌平 神奈川→トヨタ紡織
西山雄介 駒澤→トヨタ自動車
下史典 駒澤→富士通
塩澤さんが1年生の時にこんなこと言っていました。
「今は『トラック』と言っていますが、マラソンもやってみたいなって思います。ただ、大学からマラソンをやるのは故障のリスクが大きいですし、難しいかなと思うので大学と実業団の数年はトラックをやり、世界陸上とかオリンピックを目指していきたいです。その挑戦がひと通り終わったら、マラソンにチャレンジしたいなって考えています」
引用:Sportiva
この発言を加味して進路を考えますと、よほどのことがない限り引退することはなく、実業団に進む可能性が高い。
後は駅伝のことをどう思っているかですね、実業団に進んでも駅伝走りたいのかどうか。
実業団に進んだら駅伝を走りたくないのなら、DeNAランニングクラブでしょう。東海大出身の選手も多いですし、瀬古利彦エグゼクティブアドバイザーもいます。
駅伝走るのに抵抗がないなら、マラソン選手育成が上手なチーム、例えばトヨタ自動車とか。
地元三重県桑名から近いチーム、愛知県のトヨタ自動車やトヨタ紡織、滋賀県のSGホールディングス。
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