2015年の学生三大駅伝で大活躍した青山学院大学の下田裕太さんは高校時代は無名でしたが、原監督に見出され大学に入りフォームを改善したら急成長して、青学の主力にまで成長しました。
高校時代は無名でも大学に入ってから力を付ける方も結構多いですよね、日本体育大学の小松さんや駒沢大学の工藤さんなんかもこのタイプです。
青山学院大学の下田裕太(しもだゆうた)さんが急成長した理由や出身小学校から高校まで、実はアニメオタクだったとか好きな女の子タイプと、進路先のGMOアスリーツをを調べてみました。
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下田 裕太(しもだ ゆうた)
生年月日 1996年03月31日(23歳)
出身地 静岡県駿東郡小山町
身長 169cm
体重 53kg
血液型 A型小山町立明倫小学校
小山町立小山中学校
加藤学園高等学校
青山学院大学人間教育科学部自己ベスト
5000m 13分53秒45 (2017)
10000m 28分33秒77 (2015)
ハーフ 1時間02分22秒 (2015)
マラソン 2時間11分34秒 (2016)
出身小学校・中学・高校は?
出身小学校は小山町立明倫小学校、中学は小山町立小山中学校。
小学校と中学には陸上部が無くて小山中時代はソフトテニス部所属でした、小学校や中学に陸上部がないパターンも結構多いです
下田さんの出身高校は、静岡県沼津市にある加藤学園高等学校です!!略称は加ト学。
しずおか市町対抗駅伝をきっかけに加藤学園高校で本格的に陸上競技をはじめ、長距離選手になりました。
高校三年時に陸上部主将になり、加藤学園高校初の全国高校駅伝に出場し3区を走り区間35位でした。
全国高校駅伝
2013年全国高校駅伝 3区35位 25:31 加藤32位全国男子駅伝
2014年都道府県対抗駅伝 加藤学園 5区19位 25:20 静岡11位
青山学院大学へ
青山学院大学の原監督の目に止まり青山学院大学に誘われて入学、学部は人間教育科学部です。
原監督の目に止まったのは、下田さんの我流でぎこちない生命力がある走りでした、現在は体の軸を固めるフォームを身に付け、短距離選手のような格好いい走りになっています。
入学当初同級生の中でも下から2、3番目だとご自身が言っていましたが、フォームの改善などで急成長します。
原監督スカウティング能力凄いですね、高校時代ほぼ無名の選手を入学させて一流の選手に育てるのですから。
大学1年生時の第91回箱根駅伝では16人のエントリーメンバーに登録されましたが出走せず。
大学2年になり2015年10月の出雲駅伝で4区を走って、青学は3年ぶりの出雲駅伝優勝をしています。
2015年11月の全日本大学駅伝では5区を走り区間賞を獲得。
2016年1月の箱根駅伝では8区を区間歴代3位の記録で走り、青山学院大学の往復完全優勝と2連覇に貢献しています。
2016年2月28日の東京マラソン2016に出場し総合10位で日本人2位を記録し、マラソン10代日本歴代最高記録を更新しました。
下田さんのサクセスストーリー凄いですね、高校時代無名でも自分にあったフォームを見つけて固めて練習したら、こんなに凄い選手になってしまうなんて・・・これはまだ力がついていない大学生や高校生などに凄い希望を与えますね。
2016年-2017年シーズン
2017年10月の出雲駅伝で3区を走り東海大学の關颯人さんに負けたことが悔しくて、夜の祝勝会で悔しさを爆発させたそうです。
2017年箱根駅伝では2年連続8区を走り2年連続1時間04分21秒で走り区間賞を獲っています、2位早稲田と1分21秒差でタスキを受け取り区間新記録を狙った走りをして、区間新には16秒足りませんでしたが2位早稲田に5分32秒差をつけてタスキを9区の池田さんに渡しました。
下田さん2016年と同じように2017年2月26日(日)に行われる東京マラソンに挑戦するそうです、2016年の東京マラソンでは総合10位で日本人2位でしたからこれ以上の記録を期待してしまいます。
同じ青山学院の一色恭志さんは2017年3月5日のびわ湖毎日マラソンを走る予定になっていますが、これは下田さんとかぶらないようにしたのか気になります。
原監督が2018年箱根駅伝に向けて、「下田さんを3年連続8区で起用できるようなチームを目指そう」と呼びかけたそうです、本来だったら下田さんはエースですから2区を走るべきなのでしょうが、下田さんがまた8区を走れるとなるとそれだけ選手層が厚いということですから4連覇が近づきます。
2017年の第22回都道府県対抗男子駅伝では7区を走り、2016年に卒業した神野大地さん(コニカミノルタ)と青山学院先輩の一色恭志さん+順天堂大学2年生の塩尻和也さんの4人で、3位集団を作り3位争いをしました。
テレビ中継では青学対決なのか先頭集団より映る回数も時間も多かったように思えます、下田さん素晴らしい経験をしたと思います、先輩たちとの戦いは楽しかったことでしょう。
2017年-2018年シーズン
出雲駅伝
2017年第29回出雲駅伝で下田さんは3区を走っています。2区を激走した田村和希さんからトップと18秒差でタスキを受け取り、トップの東海大学を追い快走を見せ18秒差をひっくり返してトップでタスキをつないでいます。
向かい風の中前半飛ばしすぎたせいで後半疲れたのか、前半のような走りは見られませんでしたが、中継所までのスパートにはエースの意地を感じました。
全日本大学駅伝
2017年11月5日第49回全日本大学駅伝では5区を走りました、トップ東洋大学から1分09秒差の3位でタスキを受け取り、序盤から飛ばして前を猛追しましたが6キロ付近から、左足に何かが起こり左足を引きずるような走りになり失速。
途中棄権することなく最後まで頑張って走りました、驚いたことにアクシデントがあり失速したのに区間4位ということに下田さんの底力を感じました。
2018年の箱根駅伝まで約2ヶ月怪我を治して万全な状態で出場してほしいです。
箱根駅伝
下田さん3年連続8区を走り大会史上初の3年連続区間賞を獲得しました、箱根駅伝を1回でも走れればと思っていた選手とは思えない成績です。
状態は良く区間記録を狙ったそうですが、向かい風が強くて2016-2017年よりタイムを落としてしまいました。
青山学院大学の6区から8区の走りは圧巻でしたね、7区の林さんも後ろに下田さんがいたので気負わずに走れたのではないでしょうか。
全国都道府県対抗男子駅伝
箱根駅伝4連覇後の10月胃腸炎を発症して、38度の熱を出して2~3日練習をすることができず、静岡県の他の区間の選手がインフルエンザで欠場することになり、下田さんは走るしかなくなり急場しのぎの調整をしたために、タイムが良くなかったそうです。
大学での駅伝成績
出雲駅伝
2015年第27回大会 4区06位 18:10 青学01位
2016年第28回大会 3区04位 25:16 青学01位
2017年第29回大会 3区03位 24:48 青学02位全日本大学駅伝
2015年第47回大会 5区01位 33:46 青学02位 区間賞
2016年第48回大会 1区08位 44:04 青学01位
2017年第49回大会 5区04位 34:49 青学03位箱根駅伝
2016年第92回大会 8区01位 1:04:21 青学01位 区間賞
2017年第93回大会 8区01位 1:04:21 青学01位 区間賞
2018年第94回大会 8区01位 1:04:46 青学01位 区間賞全国男子駅伝
2017年都道府県対抗駅伝 青山学院 7区09位 38:21 静岡05位
2018年都道府県対抗駅伝 青山学院 7区15位 38:46 静岡13位
アニメオタク?
下田さん趣味はアニメです、特にアイドルマスターシリーズの大ファンで、その中に出てくる水瀬伊織・七尾百合子のファンを公言していて有名です。
箱根駅伝の雑誌のプロフィールでは、憧れのヒーロー欄にマイティーセーラー(七尾百合子が変身)と書き、好きな女性有名人欄に七尾百合子の声をしている伊藤美来さんと書いたり、アニメオタクなことを隠さない姿勢が、アニメファンから支持されています。
アイマスによって生かされてるんやで。アイマスのおかげで陸上がんばれて、陸上によって存在意義感じれてるんやで。つまりそういうことなんやで。
— 下田裕太 (@tk_ossan) October 21, 2015
下田さんが急成長したのは、アイマスの力も大きかったでしょうね。
下田さんがアニメ大好きなことをスポーツ新聞やテレビ番組で取り上げられて、かなり有名になってしまったことに対して。
なんでこんなに話が大きくなっちゃったのかよくわからない、一応そういうのに助けらてもらっているのは本当のことなのであまり隠すこともなくやっている。
とラジオで答えていました。
そりゃ、話が大きくなりすぎたら戸惑いますよね・・・
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下田さんの他にも、箱根駅伝を走るランナー結構オタクな方がいます。
早稲田大学 安井雄一さん
順天堂大学 塩尻和也さん元中央大学 町澤大雅さん
元東洋大学 口町亮さん
元青山学院大学 保田和真選手
元東洋大学 2代目山の神 柏原竜二
好きな女の子のタイプは?
ラジオで好きな女の子をタイプを聞かれて、答えていました。
あんまり考えたことがない、話が合うのが絶対必要、アニメが好じゃなくてもいい、ちゃらちゃらしたのもあんまり好きではない
大体こんな感じのことを言っていました、アニメ好きじゃなくてもいいのはハードル低くなっていいですよね。
将来の夢
大学4年間は箱根駅伝4連覇を目指す、世界陸上の選考大会にマラソンで出れるかわからないけど目指す、東京オリンピックに出れるようにしっかり頑張りたい
これもラジオですが、だいたいこんな感じの事を言っていました。
1年時は出場していませんが箱根4連覇出来たら物凄いことですし、まだ先ですが東京五輪ぜひ出場して欲しいものです。
進路はGMOアスリーツ!
下田さんGMOアスリーツに加入します。
GMOアスリーツは2016年に新設された、世界に通用するNo.1を目指すスポーツ選手育成を目的としたチームです。
監督 花田勝彦
アドバイザー 原晋
特別顧問 根来秀行
マネージャー 須藤祐太郎所属選手
山岸宏貴 上武
佐藤舜 上武
倉田翔平 上武
三木啓貴 青学
渡邉利典 青学
橋本崚 青学
一色恭志 青学
下田裕太 青学(加入予定)
神奈川県相模原市を拠点にして原監督の指導を受けるか、埼玉県東松山市を拠点に花田監督の指導を受けるかの選択があり、下田さんは大学時代を過ごした相模原を選ばずに、新しい地で挑戦することを選択したそうです。
1年先輩の一色さんもいます、青学OBも多いですし原監督もアドバイザーとしています、これほど馴染みやすい環境もないでしょう、今後の下田さんの活躍に期待したいです。
マラソン
マラソン成績
1 2016年02月28日 東京マラソン 10位(日本人2位) 2時間11分34秒
2 2018年08月26日 北海道マラソン 44位 2時間25分02秒
まとめ
加藤学園高校に入ってから陸上を始める
原監督の目に止まり青山学院大学に入学
フォームを改善したら急成長
東京マラソン2016では日本人2位を記録しマラソン10代日本歴代最高記録を更新
アニメオタクで特にアイドルマスターシリーズが大好き
好きな女の子のタイプは、話が合ってちゃらちゃらしていない子
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