2016年大ブレイクした選手それは神奈川大学4年の鈴木健吾さんです。
2016年3年ながらに駅伝主将に任命されると、関東インカレ、全日本大学駅伝予選会、箱根駅伝予選会などで好記録・好順位を連発しています。
過去2回の箱根駅伝で結果を出せていない鈴木さん、2017年箱根駅伝では2区を区間賞を獲得し神奈川大学を1位に押し上げる走りをしました。
今回は神奈川大学の鈴木健吾(すずきけんご)さんの出身小学校や中学、宇和島東高校時代のことや、2016年の大ブレイクのきっかけやマラソン向きの性格のこと、大学卒業後に進む富士通陸上競技部のことなどを調べてみました。
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鈴木 健吾(すずき けんご)
生年月日 1995年06月11日(23歳)
出身地 愛媛県宇和島市
身長 163cm
体重 43kg
血液型 B型自己ベスト
5000m 13分57秒88 (2016)
10000m 28分30秒16 (2016)
20km 58分43秒 (2016)
ハーフ 1時間01分36秒 (2017)
マラソン 2時間10分21秒 (2018)
出身小学校と中学は?
出身小学校は宇和島市立番城小学校です。
鈴木さんが陸上を始めたのは小学校6年生になってからで、それまではソフトボールをやっていたようです。陸上を始めた理由は全国高校駅伝に出場経験のあるお父さんに薦められたとのことです。
お父さんも陸上をやっていたのですね、しかも全国高校駅伝出場経験があるってかなり凄いですよね、実力のあるアスリートの場合両親ともにスポーツ経験者が多い気がしますので、お母さんも何かのスポーツ経験者な気がしますが、どうなんでしょうかね。
お父さんのお名前は和幸さんで、1988年に宇和島南高校の3区(19位タイ)で全国高校駅伝を走っていました、年齢は46~48歳ですね。
中学は、宇和島市立城東中学校です。
城東中学の出身の有名人にプロ野球選手でヤクルトで活躍した岩村明憲さんと、大ヒット小説「世界の中心で、愛をさけぶ」の著者片山恭一さんがいます。
どうでもいい話かもしれませんが、「世界の中心で、愛をさけぶ」に登場した中学は、城東中学がモデルみたいです。
宇和島東高校出身
高校は、愛媛県立宇和島東高等学校に進学しています。
宇和島東高校時代は全国的に無名な選手でしたが、練習熱心な鈴木さんはみるみる力を付けていきました。
鈴木さんとにかく練習熱心で練習のしすぎで注意されたこともあります、そして一番凄いのは高校3年間皆勤賞だったのです、朝練への遅刻も練習も休むこともなかったそうです。
体脂肪が少なそうな陸上の選手が皆勤賞ってかなり凄いんじゃないかと思います、体脂肪少ないと風邪引きやすいので体調管理とかもかなり得意だったのではないでしょうか。
高校3年の時にインターハイの1500mと5000mに出場し、5000mで10位になっています、この時に自己ベストを21秒も更新して 「あの子は誰」 と大学関係者の目に止まることになったそうです。
秋に全国高校駅伝愛媛県大会で1区を区間2位で走り、宇和島東高校3年ぶり6回目の全国高校駅伝本戦への出場に貢献。四国高校駅伝大会では、1区で区間賞を取り宇和島東は16年ぶりの優勝。
全国高校駅伝
2013年全国高校駅伝 1区21位 30:09 宇和島東37位全国男子駅伝
2014年都道府県対抗駅伝 宇和島東 1区16位 20:26 愛媛40位
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大学は神奈川大学へ
神奈川大学経済学部現代ビジネス学科に進学。
インターハイの後多くの大学から勧誘を受けましたがその中で神奈川大学を選んだのは、あまり結果を出していない二年生の頃から声をかけてくれていたことと、環境も大分整っていてこれからのチームだからと思ったからだそうです。
1年目から2014年全日本大学駅伝と2015年箱根駅伝に出場、2年次も全日本大学駅伝と箱根駅伝に出場しています。今のところ出雲駅伝とは縁がありません。
2016年になり3年生ながら駅伝主将を任されて、鈴木さん大ブレイクします!!
2016年3月の日本学生ハーフマラソンで1位と1秒差で2位とは同タイムの3位。
2016年5月の関東インカレ2部1万mでは、大学トップレベルの青山学院大学・一色恭志さんと駒沢大学・中谷圭佑さんと競り合い、残り1000mで鈴木さんが仕掛けましたが、最後に突き放されてしまいますが28分50秒13の自己新で3位になりました、自分から仕掛ける姿勢が素晴らしいです。
2016年6月の全日本大学駅伝予選会最終4組で4位(日本人1位)を記録しますが、山藤さんのアクシデントにより神奈川大学は予選を突破することはできませんでした。
2016年7月ホクレンディスタンス北見大会では、1万mで28分30秒16の自己ベストを20秒も更新するタイムを出しています。
2016年10月11日の箱根駅伝予選会を58分43秒で走り個人総合3位(日本人1位)に。この58分43秒は予選会の日本人歴代3位の記録です、2015年予選会は59秒44分で9位でしたので、記録を1分01秒も更新しました、10月11日は暑くなり全体的にタイムが遅くなる中での記録ですから、かなり価値のある記録です。
鈴木さんが凄いのは、監督から最低でも日本人トップで59分10秒と言われていたそうで、言われた通りに日本人トップで59分10秒を切るオーダー通りの走りをしたことです簡単なことじゃないですよね。
2016年11月20日にオランダナイメーヘンで行われた15kmロードレースに日本学生代表として参加し、44:18で男子8位となりました。
駅伝主将になったことで、「結果を出さないと誰もついてこない」という強まった責任感によって、2016年の大爆発大ブレイクに繋がったようです。
2017年箱根駅伝
2017年の箱根駅伝ではエースが集まる2区を走るみたいです、鈴木さんに良い順位でタスキを繋ぐことが出来ればかなり面白い展開になるのではないかと思っています。
2017年箱根駅伝で1区の山藤さんが頑張り5位でタスキを受けると、先頭集団を引っ張り18キロ付近でペースをあげてトップ集団から抜け出し2区で区間賞を獲得する素晴らしい走りを見せてくれました。
ネットで実況をしていた人達は鈴木さんの走りに感動していました、人を感動させるくらい素晴らしい力走でした。
マラソン向きの性格!
鈴木さんかなりマラソン向きの性格です、コツコツと積み上げるタイプの性格、そして練習を果てしなくこなせるタフさとストイックさを持ち、暑さは苦手ではなく、故障しないのが持ち味ときています、まさにマラソンの申し子みたいな感じじゃないですか。
日本陸上競技連盟の坂口泰男子マラソンオリンピック強化コーチも鈴木さんに注目していますし、神奈川大学の後栄治監督もタフさやストイックさは、これまで見てきた約800人の学生の中でトップレベルと言っています。
今のランナーは昔に比べて走らなくなったと言われています、女子で五輪金メダルを獲った高橋尚子さんや野口みずきさん、男子ですと瀬古利彦さんや宗兄弟さんなどは、練習でかなり走っていたといいます。
故障しにくく練習するのが苦じゃないということは、同じような練習を取り入れられるということですよね、最強の市民ランナーの川内優輝さんが最近取り入れた、昔瀬古利彦さんや宗兄弟さんが行っていた100km前後の距離走なんかもやれそうですし。
2017-2018年シーズン
2017年3月5日日本学生ハーフマラソン選手権兼ユニバーシアード日本代表選考会で、
1時間01分36秒の大会新記録で圧勝し、ユニバーシアードの日本代表になりました。
2017年8月下旬に台北で行われたユニバーシアードでは、右の股関節を痛めて棄権も考えていた状態の中で走り、1時間06分56秒で3位銅メダルでした。
1位は駒澤大学の片西景さん、2位は駒澤大学の工藤有生さんの日本人123フィニッシュ。
足の状態悪いのに走り3位になるのは凄すぎですが、無理をしてほしくなかったという気持ちもあります、無理をしたことにより致命的な怪我につながることもありますので。
2017年の出雲駅伝に鈴木さんは出場しません。
欠場の理由は想像ですが7月くらいに痛めた怪我のせいかと思います、大事を取っての欠場なのではないでしょうか。
2017年全日本大学駅伝
鈴木さん2017年第49回全日本大学駅伝でアンカーの8区で、トップから17秒差でタスキを受け取り19.7kmを57分24秒で走る快走で、神奈川大学20年ぶりの優勝を手に入れました。
8区に鈴木さんという大エースがいるので、神奈川の他の選手たちは余裕を持って走れると解説の瀬古さんと渡辺さんが言っていました、逆に東海大学は差をつけないととプレッシャーになったのでしょう。
https://twitter.com/EKIDEN_News/status/927100949277040640
全日本大学駅伝
2014年第46回大会 3区09位 28:16 神奈川10位
2015年予選会 4組05位 29:09.04 神奈川03位
2015年第47回大会 1区08位 43:28 神奈川13位
2016年予選会 4組04位 29:08.40 神奈川-位
2017年予選会 4組05位 28:45.24 神奈川01位
2017年第49回大会 8区02位 57:24 神奈川01位箱根駅伝
2015年第91回大会 6区19位 1:02:42 神奈川17位
2015年予選会 09位 59:44 神奈川05位
2016年第92回大会 2区14位 1:10:20 神奈川13位
2016年予選会 03位 58:43 神奈川05位
2017年第93回大会 2区01位 1:07:17 神奈川05位 区間賞全国男子駅伝
2016年都道府県対抗駅伝 神奈川大 7区24位 39:05 愛媛37位
2017年都道府県対抗駅伝 神奈川大 7区07位 38:19 愛媛30位
進路は富士通へ
鈴木さん大学卒業後は、実業団の富士通に進むことになっています。
多くの実業団チームからオファーを受けたそうで、その中から練習環境などを考慮して富士通を選んだそうです。
富士通陸上競技部
創部 1990年
陸上部所在地 千葉県千葉市
監督 福島正
駅伝監督 高橋健一
長距離コーチ 三代直樹
中長距離コーチ 井野洋富士通陸上競技部選手紹介ページ
中長距離所属選手 16人
(2018年10月現在)ニューイヤー駅伝
2014年06位
2015年07位
2016年12位
2017年06位
2018年05位
中長距離部門には、駒澤大学出身の中村匠吾さん、明治大学出身の横手健さん、中央学院大学出身の潰滝大記(つえたきひろのり)さんなどがいます。
目標は東京五輪
2017年箱根駅伝の後は世界に挑戦します、2017年夏のユニバーシアード、そして冬に初のフルマラソンに挑戦予定、さらにその先には2020年の東京五輪を狙っている鈴木さんがいます。
鈴木さんの初マラソンかなり楽しみになりました。
まとめ
宇和島市立番城小学校→宇和島市立城東中学
陸上を始めたきっかけは、全国高校駅伝を走ったことのある父に薦められて
高校は、愛媛県立宇和島東高等学校
高校3年間皆勤賞、練習を休むことも遅刻することもなかった
高校3年の時にインターハイ1500mと5000m、全国高校駅伝に出場
大学は神奈川大学経済学部現代ビジネス学科
2016年3年で駅伝主将に任命されてから大ブレイク中
コツコツ積み上げる性格、故障をしない果てしなく練習をできるとマラソン向きの性格
卒業後は富士通へ
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